レビュー作業の有効性と効率を改善するため

電子情報の検索とレビュー業務は、どんな法務事案でもたいてい最も費用と時間がかかる部分です。プレディクティブ・ランキングはレビューの対象となる文書とかかる時間を劇的に減らし、大幅なコスト削減を実現することができますが、それには二通りの方法があります。まず、キーワード検索や文書すべてに一つ一つ目を通すレビュー手法を使用する場合と比べて、開示が必要な文書をはるかに正確かつ効率よく探し出すという方法です。次に、文書を案件との関連性の高さの順に並べ替え、レビュー担当チームが最も重要性の高い文書を最初に見られるようにするという方法です。

手作業によるレビューの弱点

全文書に手作業で一つ一つ目を通すレビュー手法は長い間ディスカバリの正確性を確保するための代表的手法だと考えられてきましたが、多数の調査によって、今やテクノロジーを利用した関連文書の絞り込み(TAR)の方が手作業で開示が必要な文書をレビューするより、正確性の点で優れているということが認められています。Wachtell, Lipton, Rosen & Katzのモウラ・グロスマン氏とウォータールー大学のゴードン・コーマック教授が実施したある評価の高い研究は以下のように結論づけています。

「手作業で徹底的にレビューすることが文書審査において最も効率よく、問題を提起されても反論がしやすい手法だという神話は、この研究によってほぼ覆った。TARは手作業で徹底的にレビューを行うという手法よりはるかに少ない手数で、はるかに優れた成果を生むことができるし、実際に生んでいる。」

キーワード検索の限界

キーワード検索はeディスカバリを行う上で重要なツールですが、完全なものとは言えません。キーワードの選定が不正確だったり、必要以上にヒットしたり、必要なものがヒットしなかったりすると、十分な効果を得ることができません。米国のアンドリュー・J・ペック判事は、TARの正当性を認めた名高い見解書、「Da Silva Moore v. Publicis Groupe」でキーワード検索の弱点に言及し、「弁護士のキーワードの選び方はGo Fishという子供向けのトランプのゲームと同じようなものだ」と述べています。

キーワード検索のもう一つの問題は、開示が必要な文書を十分に見つけられないこと、あるいはヒットした文書の中に開示の必要のないものが多数含まれていることがよくあるということです。eディスカバリに関する代表的な研究であるデービッド・C・ブレア氏とM.E.マロン氏の「An Evaluation of Retrieval Effectiveness for a Full-Text Document-Retrieval System, 28 COMMUNC'NS. OF THE ACM 289, 295 (1985)」によると、研究に参加した弁護士は検索によって開示が必要な文書の75%以上を発見できると自信を見せていたにも関わらず、実際にはわずか20%しか発見できなかったということです。

プレディクティブ・ランキングの優位性

以下に当社の手掛けた案件の記録の中で、プレディクティブ・ランキングが費用と時間の節約に役立つことを裏付ける例をご紹介しましょう。

ある法律事務所が他方当事者から100万点以上の文書の開示を受け、弁護士がキーワード検索をかけて関連文書を探しました。すると20万点の文書が見つかったので、そのレビューを実施しましたが案件との関連性があったのは、そのうち5,600点でした。当社はInsight Predictを使用し、サンプル文書で構成された最初のシード一式を用いて、同じ文書をプレディクティブ・ランキングで処理した場合の検証を行いました。まず20万点の文書をプレディクティブ・ランキングのアルゴリズムを用いてランク付けし、レビュー担当チームが当社の手順でレビューすることになる文書の数を割り出しました。

その数は38,000点でした。担当チームは最初の38,000点をレビューしただけで、関連文書5,600点をすべて探し出しました。したがって16万点強の文書をレビューせずにすんだのです。

以下はレビュー業務のイールドカーブです。

Best Approach Yield Curve

レビューが必要な文書の数をプレディクティブ・ランキングで処理した場合(赤い線)と手作業でレビューした場合(グレーの線)に分けて図示したもの。プレディクティブ・ランキングで処理した場合のレビュー費用は文書1点あたり2ドルで(これでもおそらく控えめな金額)、コスト削減は総額で32万ドルに達する可能性がある。

時間と費用の節約

レビュー開始前にプレディクティブ・ランキングを使用すると、レビューする文書の数とレビューにかかる時間が大幅に減るので、レビュー費用の大幅削減が可能になります。同時に、開示が必要な文書を実質的にすべて探し出したという自信を深めてレビューを終えることができるようになります。

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