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Ask Catalyst:貴社のテクノロジー支援型レビューの使用条件を教えてください

[編集者より:本記事は「Ask Catalyst」シリーズの新しい投稿記事です。同シリーズではeディスカバリの検索やレビューに関する質問にお答えしています。詳細を知りたい方、あるいは質問のある方はこちらをご覧ください。]

今回は以下の質問を取り上げます。
Twitter_Ask_Catalyst_Jeremy_Pickens

「貴社がプレディクティブ・コーディングの使用を推奨する条件は文書の数が何点を超えた時ですか? その数は案件によって違いますか、それとも単なる文書の割合(例えば関連文書の比率が1,000点中100点以上という条件なら使用条件は10%以上)ですか?」

今回の回答者は上級応用研究技術者のジェレミー・ピケンズ博士です。

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1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか? 2016年版

How_Many_Docs弊社のブログを読んでいただいている方なら、筆者が「1ギガバイトのネイティブ文書には何点の文書が含まれているか?」というeディスカバリに関する疑問に毎年答えを出したいと考えていることはご存知でしょう。このことを初めて考えたのは2011年で、1,800万点のファイルを分析して、この問題に関する最初の記事(英語)を投稿しました。当時の業界では5,000点から15,000点だろうという想定が主流でしたが、私が出した結論は、サンプルに基づけば、1ギガバイト中のファイルの平均点数は約2,500点というものでした。 Continue reading

eディスカバリのホスティング費用対象になるデータ量の肥大化:品質は値段相応

Catalyst_Blog_Gigabyte_Expansion-300x150先日ある旧友が電話をしてきて、いきなりeディスカバリ業者に対する不満を話し始めました。「いったいどうしたんだい?」ようやく相手が誰だかわかったのでこう尋ねると、その友人はこう言うのです。「この前eディスカバリの案件を担当したんだが、あらゆる手順をしっかり踏んで、準備万端整えたはずなんだ。数社の業者に見積依頼を送って、聞くべきことはきちんと聞き、そのうえで文書のギガバイトあたりのホスト料金がいちばん安い業者を選んだ。何もかもうまく行っているように見えたのに。」

私はこう尋ねました。「それで、何が問題なんだい? いちばん安い料金を提示した業者に決めて、手堅い契約を結んだんだよね。ギガバイトあたりのホスト料金がそんなに安いならかなり得をしたように思えるけど。」 Continue reading

eディスカバリ・テクノロジーの本当のコストと価値を整理する

small_images_shutterstock_150026453eディスカバリの関係者の間では、このところファイルの処理とホスティング、レビュー、開示を固定料金で行う方式がよく話題に上っています。ある筋から聞いたところによると、こうした方式を売り込むのは業界を攪乱して自社のビジネスを大々的に宣伝するためだということでした。しかしそうした議論にはどうみても欠けている点があります。コストの総額、あるいは価値についてです。筆者はカタリストの調査研究者ですので、通常はそうした話題に加わることはありません。しかしどうやらeディスカバリ・テクノロジーの価値については相当な誤解があるようですので、そうした誤解は解いておく必要があると考えました。 Continue reading

1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか? 

eディスカバリの不思議を再検討

Document_Pile弊社の広報担当ディレクターを務めるボブ・アンブロージが先日、「2015年の年初来で最も人気のブログ投稿記事10傑」という記事を投稿しました。何とその中で、筆者が2011年に投稿した「ディスカバリの不思議に光を当てる、1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか?」という記事が1位に挙げられていました。また同じ話題を取り上げた「1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか? やっかいな問題に新たな答え」という記事が4位に入っていました。

実に興味深いことです。もちろんのことですが、私たち関係者の多くがこの問題の答えに関心を持っています。両記事には多数の反響がありました(メールやコメントが送られてきましたし、会った人からも言われました)。意見や感想がたくさん寄せられると、いつも執筆し甲斐があると感じます。RANDのスタッフの方からは、同社がeディスカバリのコストについて調査した際に、自分たちも筆者の結論に興味をもったという話が寄せられました。 Continue reading

Insight PredictがLTN イノベーションアワード2015においてNew Product of the Yearに選ばれました。

legaltechwest_innovation_award先日サンフランシスコで行われたリーガルテックニュースの授賞式で、弊社のInsight Predict(カタリストの次世代テクノロジー支援型レビュー(TAR))がリーガルテックニュース・イノベーションアワード2015の最優秀賞に選ばれた瞬間、興奮を抑えることが出来ませんでした。

この授賞はウエストコーストリーガルテック展の近く、サンフランシスコのシティクラブでのスペシャルイベントで発表されました。

LTN イノベーションアワード2015は法務関係者にとって、リーガルテクノロジーにおける最も優れたリーダーや製品、、プロジェクトに対して贈られます。 Continue reading

ペック判事最新情報:TARは今や「基本的法原則」、 継続能動学習の効果でシード文書が大幅に減少

アンドリュー・ペック治安判事
アンドリュー・ペック治安判事

アンドリュー・J・ペック判事がDa Silva Moore v. Publicis Groupe & MSL Grp., 287 F.R.D. 182(ニューヨーク州南部連邦地方裁判所、2012年)(Peck, M.J.)、認容2012 WL 1446534(ニューヨーク州南部連邦地方裁判所、2012年4月26日)で初めてeディスカバリにおけるテクノロジー支援型レビューの使用を認める判決を出してから3年がたちました。同判事は当時、「本見解は裁判所がコンピュータ支援型レビューの使用を認めた事例としては初めてのものであるようだ」と述べています。

さて、ペック判事は昨日発表した見解書の中で以下のように述べました。「Da Silva Moore後の数年間で判例法が形成され、開示側当事者が文書レビューにTARを使用したいと望んだ場合、裁判所がそれを許可するのが今や基本的法原則となっている。」

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テクノロジー支援型レビューの使用を別の裁判所が正式に承認

eディスカバリにおけるテクノロジー支援型レビュー(TAR)の普及の進み方をみると、これが19か月前に初めて法的有効性を認められたばかりの技術だとはとても思えません。有効性を認められたというのは、もちろんアンドリュー・J・ペック判事が注目の訴訟、Moore v. Publicis Groupe, 287 F.R.D. 182(ニューヨーク州南部連邦地方裁判所、2012年)で出した画期的な判決のことです。同判事は判決文の中で次のように述べています。「本裁判所見解は、コンピュータ支援型レビューは、適切な案件が対象であれば、証拠開示が必要な電子情報を探査する方法として妥当であると認めるものである。」

それ以来、他の裁判所もこの判例にならうようになり、さらに今回、またもや連邦租税裁判所で同様の判決が下されました。

米国租税裁判所のロナルド・L・バッチ判事が、9月17日に公表された判決理由、Dynamo Holdings Limited Partnership v. Commissioner of Internal Revenue, 143 T.C. No. 9で、従来の考え方を大きく転換し、租税裁判所におけるTARの使用を初めて正式に認可したのです。 Continue reading

もちろん、プレディクティブ・コーディングは西欧以外の言語にも有効です

NLJ

ジョン・トレデニック、The National Law Journal

米国司法省が先日出した覚書には、英語以外の文書にテクノロジー支援型レビュー(TAR)を使用することの有効性を疑問視する見解が示されていました。しかし実は適切な処理を行いさえすれば、英語以外の文書でTARを利用する場合でも英語の文書と同様の効果をあげることができます。

取り扱う言語がいわゆる「CJK言語」、つまり日本語、中国語、韓国語を含むアジアの言語であっても同じです。これらの言語にはスペースや欧文の句読点など、標準的な英語にみられる単語の区切りがありませんが、それでもTARを利用することでそれなりの効果を得ることができます。

3月26日に発表された司法省の覚書では、反トラスト局がTARを使用した事例が取り上げられています。筆者であるトレイシー・グリア電子情報開示担当上席法廷弁護士は、「TARを利用すればM&A提案に関する司法省の追加情報要請に回答する両当事者の開示コストは間違いなく減少する」と認めています。

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マルチマター・レポジトリはeディスカバリ界のiTunes

執筆 アダム・バー

読者諸氏はiTunesを利用してeディスカバリの管理を行っている企業があることをご存知でしょうか。本当なのです、ある意味では。ただし、その企業では、そのソフトのことをiTunesとは呼ばず、マルチマター・レポジトリと呼んでいます。名前はiTunesほど受けがよくありませんが、目的はiTunesと同じです。

初めてMP3というものを耳にした時のことを思い出してみてください。CDジャケットの時代が終わり、ギガバイト時代が始まった時のことです。MP3の登場まで、音楽や動画を保存しておいて演奏・上映するには、記録媒体と再生装置が一式必要でした。

それでも、たいていの人にとって問題はありませんでした。カセットテープ、CD、さらにはレコードに記録されているコンテンツはほぼ現在の世界の1ギガバイトに相当する量でしかなかったからです。しかし時代は変わりました。コンピュータやネットワークを通じてコンテンツをつくったり入手したりするようになると、データ量が爆発的に増えました。時間があまりにもかかるので、誰も好きな楽曲のMP3データを整理したりCDに焼いたりすることができなくなってしまったのです。

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