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「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針(仮)」が有事対応に与える示唆

blog_investigate経済産業省が設置したCGS研究会(コーポレート・ガバナンス・システム研究会)は、平成31年4月18日に審議した「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針(仮)」の案(以下「本実務指針案」といいます。)を公表しました。

本実務指針案は、現段階ではあくまでも仮案であるものの、CGS研究会は2017年末から議論を重ねており、今後のスケジュールも踏まえると、その内容は相応に固まってきているものと考えられます。 Continue reading

相次ぐ品質・データ偽装問題から学ぶ平時からの予防策

blog_jan_2019ここ数年、企業における品質・データ偽装問題の発覚が相次いできましたが、残念ながら2018年も例外ではありませんでした。

この問題は、製造業を中心にしてはいますが、しかるべき資格を持たずに役務を提供するようなパターンを想定して頂ければお分かりのとおり、製造業以外の業種においても他人事ではありません。

そこで、本稿では、相次ぐ品質・データ偽装問題を契機として、不正・不祥事と向き合う社内の議論の活発化に繋げて頂くことを期して、この問題に有効な以下の3つの予防策について論じたいと思います12Continue reading

2018年6月に導入される日本版司法取引制度のおさらいと企業が平時から取っておくべき方策

TC_Court日本版司法取引制度(正式名称は「証拠収集等への協力及び訴追に関する合意制度」といいます)の導入が平成30年6月1日に迫っています。

「司法取引」という用語そのものについては、米国をはじめとする諸外国ですでに活発に用いられており、日本企業にもなじみ深いものです。しかし、米国の陪審員制度が、日本の裁判員裁判と似て非なるものであるのと同様、日本版司法取引制度も、個別に理解を深めておくべき重要な制度です。

たしかに、本年6月1日以降ただちに、この司法取引制度を利用しようという企業は稀だと思われます。それゆえかもしれませんが、この制度を使いこなすための理解、制度を踏まえた社内対応については、必ずしも十分なものではない企業が散見されるのも実情です。本稿では、日本版司法取引制度の概要について簡単におさらいするとともに、企業として、今から準備しておくべきことについて述べます。 Continue reading

お使いのキーワード検索は優秀ですか? 本当に満足していますか?

Catalyst_Safely_Integrate_Legal_Holdsこの5年間で機械学習は進歩したものの、多くの弁護士がいまだに関連文書検索の際の主なツールとしてキーワード検索を使用しています。ほとんどのeディスカバリのプロトコルはキーワードが一致するかどうかを基に構築されていますが、キーワード検索によって多数の関連文書が失われていないかどうかを確認するテストを要求するものはわずかです。むしろ多くの人は無関係の文書を多数レビューしなければならない場合でも、キーワードをある程度ざっくりと組み立てれば関連文書のほとんどが見つかるであろうと考えているようです。 Continue reading

Ask Catalyst:貴社のテクノロジー支援型レビューの使用条件を教えてください

[編集者より:本記事は「Ask Catalyst」シリーズの新しい投稿記事です。同シリーズではeディスカバリの検索やレビューに関する質問にお答えしています。詳細を知りたい方、あるいは質問のある方はこちらをご覧ください。]

今回は以下の質問を取り上げます。
Twitter_Ask_Catalyst_Jeremy_Pickens

「貴社がプレディクティブ・コーディングの使用を推奨する条件は文書の数が何点を超えた時ですか? その数は案件によって違いますか、それとも単なる文書の割合(例えば関連文書の比率が1,000点中100点以上という条件なら使用条件は10%以上)ですか?」

今回の回答者は上級応用研究技術者のジェレミー・ピケンズ博士です。

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1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか? 2016年版

How_Many_Docs弊社のブログを読んでいただいている方なら、筆者が「1ギガバイトのネイティブ文書には何点の文書が含まれているか?」というeディスカバリに関する疑問に毎年答えを出したいと考えていることはご存知でしょう。このことを初めて考えたのは2011年で、1,800万点のファイルを分析して、この問題に関する最初の記事(英語)を投稿しました。当時の業界では5,000点から15,000点だろうという想定が主流でしたが、私が出した結論は、サンプルに基づけば、1ギガバイト中のファイルの平均点数は約2,500点というものでした。 Continue reading

eディスカバリのホスティング費用対象になるデータ量の肥大化:品質は値段相応

Catalyst_Blog_Gigabyte_Expansion-300x150先日ある旧友が電話をしてきて、いきなりeディスカバリ業者に対する不満を話し始めました。「いったいどうしたんだい?」ようやく相手が誰だかわかったのでこう尋ねると、その友人はこう言うのです。「この前eディスカバリの案件を担当したんだが、あらゆる手順をしっかり踏んで、準備万端整えたはずなんだ。数社の業者に見積依頼を送って、聞くべきことはきちんと聞き、そのうえで文書のギガバイトあたりのホスト料金がいちばん安い業者を選んだ。何もかもうまく行っているように見えたのに。」

私はこう尋ねました。「それで、何が問題なんだい? いちばん安い料金を提示した業者に決めて、手堅い契約を結んだんだよね。ギガバイトあたりのホスト料金がそんなに安いならかなり得をしたように思えるけど。」 Continue reading

eディスカバリ・テクノロジーの本当のコストと価値を整理する

small_images_shutterstock_150026453eディスカバリの関係者の間では、このところファイルの処理とホスティング、レビュー、開示を固定料金で行う方式がよく話題に上っています。ある筋から聞いたところによると、こうした方式を売り込むのは業界を攪乱して自社のビジネスを大々的に宣伝するためだということでした。しかしそうした議論にはどうみても欠けている点があります。コストの総額、あるいは価値についてです。筆者はカタリストの調査研究者ですので、通常はそうした話題に加わることはありません。しかしどうやらeディスカバリ・テクノロジーの価値については相当な誤解があるようですので、そうした誤解は解いておく必要があると考えました。 Continue reading

1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか? 

eディスカバリの不思議を再検討

Document_Pile弊社の広報担当ディレクターを務めるボブ・アンブロージが先日、「2015年の年初来で最も人気のブログ投稿記事10傑」という記事を投稿しました。何とその中で、筆者が2011年に投稿した「ディスカバリの不思議に光を当てる、1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか?」という記事が1位に挙げられていました。また同じ話題を取り上げた「1ギガバイトのデータには何点の文書が含まれているか? やっかいな問題に新たな答え」という記事が4位に入っていました。

実に興味深いことです。もちろんのことですが、私たち関係者の多くがこの問題の答えに関心を持っています。両記事には多数の反響がありました(メールやコメントが送られてきましたし、会った人からも言われました)。意見や感想がたくさん寄せられると、いつも執筆し甲斐があると感じます。RANDのスタッフの方からは、同社がeディスカバリのコストについて調査した際に、自分たちも筆者の結論に興味をもったという話が寄せられました。 Continue reading

Insight PredictがLTN イノベーションアワード2015においてNew Product of the Yearに選ばれました。

legaltechwest_innovation_award先日サンフランシスコで行われたリーガルテックニュースの授賞式で、弊社のInsight Predict(カタリストの次世代テクノロジー支援型レビュー(TAR))がリーガルテックニュース・イノベーションアワード2015の最優秀賞に選ばれた瞬間、興奮を抑えることが出来ませんでした。

この授賞はウエストコーストリーガルテック展の近く、サンフランシスコのシティクラブでのスペシャルイベントで発表されました。

LTN イノベーションアワード2015は法務関係者にとって、リーガルテクノロジーにおける最も優れたリーダーや製品、、プロジェクトに対して贈られます。 Continue reading