複数言語による企業向けディスカバリという難題への打開策

あなたの会社の法務事案が次に世界のどこで発生するかを予測できますか?

blog_multi-language-1企業は世界中で事業を拡大しており、今後発生する事案について、かつてないほど広範囲に、そしてはるかに予測が困難になっています。複雑な国際法規制環境のなかで、企業は様々な国の裁判所に提訴された訴訟を受けるだけでなく、様々な政府組織による捜査や取り調べの対象となる可能性があります。取引規制に関連する訴訟にせよ、腐敗防止法あるいは使用許諾契約に関連する訴訟にせよ、以下のような法務事案はあらゆる場所で発生する可能性があります。

企業は、次の法務事案がどこで発生するかを知ることはできませんが、事案にともない必ず必要となるディスカバリ作業を準備しておくことはできます。

国をまたぐ法務事案のディスカバリ作業は複雑なため、あらかじめ準備をしておくことはきわめて重大な意味を持ちます。その理由は、法律から文化、テクニカルな面まで様々な要因がありますが、なかでも特に重要なのは言語です。グローバル企業は、多くの言語を使って社内外で情報をやりとりしています。これは、ディスカバリ文書や電子メールも、多くの言語からなることを意味します。したがって、利用するディスカバリ・プラットフォームは、言語別の検索、分析、レビューに対応する能力を持っていなければなりません。

このサイトに掲載した一連の記事の中でカタリストの安全なセントラル型企業向けeディスカバリ・プラットフォーム「Insight Enterprise」(米国時間 本年1月10日から販売開始)の特徴について議論してきました。今回のトピックは、Insight Enterpriseが、どのようにして企業や法務部門が複数言語の文書を効率的かつ効果的に準備をするのに役立つかについてです。

あらゆる言語の処理と検索

eディスカバリ関連企業のなかで、カタリストは複数言語のディスカバリ業務の支援に最も早く着手した企業の一社です。その功績は処理から検索機能にいたるまで、Insight Enterpriseの機能にも引き継がれています。高度な言語識別・トークン分析機能がプラットフォームに搭載され、複数言語で記載された文書のデータ処理、検索や証拠開示文書の作成を適切に実行することができます。

Insight Enterpriseが利用するデータ処理エンジンは、複雑な複数言語の文書に対応するように設計されています。このエンジンはユニコード(Unicode)仕様の文書だけでなく、アジア言語でコード化された(シフトJISやBig5など)ページを含む非ユニコード仕様の文書の処理、検索にも対応できます。こうした各言語の文字を正確に表示するためには、複数言語の文書を適切に処理する能力が不可欠となります。

また、正確なトークン化も複数言語の文書処理に求められる重要な機能です。中国語、日本語、韓国語などのアジア言語に加え、ヘブライ語やアラビア語などの言語に関する問題は、各単語間にスペースがないことです。単語間にスペースがないと、検索エンジンはインデックス付けができずキーワード検索で不正確な結果が出ることになります。

Insight Enterpriseは、インデックス付けの段階で各言語を識別・トークン化することにより、この問題に対応しています。この高度なトークン化機能は言語の文字を的確に分解し正確な単語に組成するため、文書内の正しい検索結果が可能となります。

トークン化のもう一つの利点は、この作業にカタリストの次世代のテクノロジー支援型レビューエンジンである、Insight Predictを利用できることです。言語認識と単語のトークン化機能を備えたInsight Enterpriseにより、英語以外の数百種類の言語で書かれた文書に対しても、高度な予測分析を実行することができます。

270を超える言語の検索とレビュー

Insight Enterpriseは、270を超える言語で記載された文書全体の検索を、統一クエリ構文を使って一度のクエリで実行することができます。英語以外の言語でかかれた文書での検索を行う場合、Insightを活用することでその言語を識別し、より正確な検索結果を得ることができます。

さらにInsight Enterpriseのユーザーは、レビュー対象の文書を言語別に分類することができます。同システムは、文書へのインデックス付と同時に一次言語を識別します。この結果、レビュー管理者は言語別に文書を分類・指定することができます。これにより高額な費用のかかる複数言語対応のレビューの担当者を、より有効に活用することができるようになります。

その他の特徴は、文書の翻訳を短時間で実行できることです。英語以外で記載された文書の英訳や文書の自動大量翻訳を一回のクリックで指定できます。これに加えて、翻訳アシスト機能を使い検索語を英語からターゲット言語に翻訳することができます。

複数言語検索に関してご質問・疑問があればお気軽にヘルプデスクへ問い合わせください。迅速に対応いたします。Insight Enterpriseの使用ライセンスには、カタリスト・プロフェッショナル・サービス部門によるコンサルティングサービスも含まれています。カタリストのコンサルタントは、複数言語検索と分析の専門家です。複数言語検索に関する戦略の考案と実行をサポートし、クエリのキー・バリエーションが考慮されているかどうか確認します。各コンサルタントは、アジア言語の専門知識と複数言語で書かれた開示文書のレビューと作成戦略に関する専門的な知識を有しています。

貴社がグローバルに事業を展開する場合、ディスカバリもグルーバルとなります。複数言語によるディスカバリと調査を管理する最善の方法は、適切なテクノロジーを使い準備を整えることです。Insight Enterpriseがそれを可能にします。

Note: 日本国内において、Insight Enterpriseサービスは現在準備中です。

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